電場の可視化 — 無限長線電荷

線電荷密度 λ\lambda
+1.0 μC/m\mu\mathrm{C/m}
E|\vec{E}| at r=1cmr = 1\,\mathrm{cm}
0 kV/m
E|\vec{E}| at r=2cmr = 2\,\mathrm{cm}
0 kV/m
μC/m

パラメータを動かしてみよう

1 線電荷とは

線状に連続して分布する電荷。単位長さあたりの電荷量を線電荷密度 λ\lambda [C/m]と呼ぶ。
無限長線電荷が作る電場(線からの垂直距離 rr):
E=λ2πε0r\displaystyle |\vec{E}| = \frac{\lambda}{2\pi\varepsilon_0\,r}
・電場の向き: 線に垂直で、+λ+\lambda なら線から外向き、λ-\lambda なら線に向かう
・距離 rr に対し 1/r1/r で減衰(点電荷の 1/r21/r^2 とは異なる)

2 並進対称性 → 横ストライプ

ヒートマップを観察してください。

  • 色の濃淡が水平方向には変化しない(横ストライプになっている)
  • これは無限長のため線方向(x方向)にずれても電場が同じだから(並進対称性)
  • 矢印もすべて垂直方向を向いている(線に垂直な成分のみ、平行成分は対称性で打ち消される)

3 1/r1/r 落ち(点電荷との違い)

ステータスパネルの「E|\vec{E}| at r=1cmr = 1\,\mathrm{cm}」と「E|\vec{E}| at r=2cmr = 2\,\mathrm{cm}」の値を見比べてください。

  • 距離が 2倍になると、E|\vec{E}| はちょうど 1/2 になる
  • 点電荷の場合は 1/4 (1/r21/r^2) → 落ち方が緩やか
  • 遠方では「線電荷の方が点電荷より強い電場が残る」ことの基礎

4 符号反転 → 矢印が反転

λ\lambda+1 → −1 に変えてみてください。

  • 矢印の向きが線から外向き → 線に向かうに逆転
  • 線そのものの色が 赤 → 青 に変わる
  • E|\vec{E}| 自体は同じ(=ヒートマップの色は変わらない)