交流の実効値と平均値
振幅
141 V
平均値
0 V
実効値
0 V
波形率
1.111
波高率
1.414
電圧
パラメータを動かしてみよう
1 用語の整理
正弦波 のとき:
・振幅(最大値) : 波の頂点の値
・: 整流(絶対値)した波形の平均
・: 二乗平均の平方根。同じ電力を消費する直流電圧と等価
家庭の AC 100V は 実効値で 100V という意味で、瞬時値の最大値は √2 倍の約 141V に達しています。
2 振幅を動かしてみる
のスライダーを 50V から 200V まで動かしてください。
- 数値カードの と は に比例して変化することを確認
- 波形率(1.111)と波高率(1.414)はどんな振幅でも変わらない(正弦波固有の値)
- のとき ≈ 100V(家庭用 AC 100V に相当)
3 平均値の意味(上のグラフ)
上のグラフを確認してください:
- 濃い赤の太線: (元の正弦波、正負に振れる)
- 薄い赤の細線: (整流波形、絶対値)
- 破線: の水平線
整流波形の山が水平線より上に出る面積と、水平線が整流波形より上の部分の面積が 等しいことを目で確認してください。これが「平均値」の幾何的意味です。
💡 そのもの(正負あり)の1周期平均は 0(プラスとマイナスが打ち消し合う)。意味のある平均値を取るには整流が必要、というのが の出発点です。
4 実効値の意味(下のグラフ)
下のグラフを確認してください:
- 緑の波形: (電圧の二乗、抵抗負荷の電力に比例)。常に正で、周波数は元の2倍
- 破線: の水平線
の山と谷を平均すると水平線の高さになる、つまり が "電力としての平均"です。この値の 平方根が実効値 です。
💡 物理的意味: 「直流 を抵抗にかけたときと同じ電力」を交流で実現するには が必要。 だから AC を扱うときは「電力換算で意味のある電圧 = 実効値」を基準にします。電力 が成り立つのも、実効値が「等価直流電圧」だからです。